「小田原・箱根産業まつり2009」が10月3日・4日、小田原会場と箱根会場で同日開催された。
28回目となる同祭は、地域住民との交流や地場産業、地域の活性化を目的に始められたもの。今年は小田原会場(小田原城二の丸広場)と箱根会場(箱根関所会場、仙石原会場、強羅駅前会場)で同日開催したほか、11回目となる「ODAWARAえっさホイおどり2009」も小田原会場で開かれた。
小田原会場では、地元商工会議所より工業部会、建設部会、工芸物産部会、女性会、金融庶業部会、青年部がブース出店しPR活動を行ったほか、消防署による起震車体験や自衛隊の活動PR、地元出身アーティストによるライブも行われた。そのほか、飲食ブースでは「小田原おでん」「かまぼこドッグ」など地元ならではのメニューから、「富士宮やきそば」などの近隣エリアの人気メニューまでを提供する店が出店し、2日間で約11万5千人(小田原会場)の人出でにぎわいをみせた。
同祭を最も盛り上げた「ODAWARAえっさホイおどり」には43チームが参加。小田原城二の丸広場のメーンステージを中心に周辺の路上など5つの会場でパフォーマンスを繰り広げた。「えっさホイおどりコンテスト」ではエントリーされた24チームが演舞を競い、「乱気流」(小田原市)チームが大賞に選ばれ前大会に続く2連覇を果たした。
ODAWARAえっさホイおどり実行委員長の高井周作さんは「衣装、曲、演舞などすべてにおいて年々レベルが上がってきており、参加チームの努力や熱意が肌で感じられた。来年もさらなる熱演に期待したい」と話す。