伊豆箱根鉄道と伊豆箱根バスは、箱根芦ノ湖初となる水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER(ニンジャバス ウォーター スパイダー)」の運航を4月27日より開始する。
芦ノ湖を運航する「NINJABUSWATER SPIDER」
水陸両用バス事業への参入は西武グループで初。元箱根の伊豆箱根バス箱根営業所と箱根園の伊豆箱根バス箱根園案内所の2カ所から1日各3便、合わせて6便を運航。陸路と水路を約45分で周遊する。陸路では、芦ノ湖畔や箱根神社前の杉並木などを走行。水路では、箱根園港から芦ノ湖に大きな水しぶきをあげダイナミックに入水し、湖面から箱根の景色を楽しむことができる。
水陸両用バスの名称を「NINJABUS WATER SPIDER」としたのは、忍者が用いる道具「水蜘蛛」を使って湖面を移動する姿から命名された。色も黒一色で忍者をイメージしている。
併せて、女性観光ガイドが「くノ一」姿で同乗。箱根の魅力を伝えるとともに、忍者の歴史や掟(おきて)についての解説などの情報を提供する。
伊豆箱根鉄道の芹澤章裕さんは「箱根にお越しの際には、現代によみがえった忍術『NINJABUS WATER SPIDER』を、見て、乗って、体験して楽しんでいただきたい」と話す。
乗車料金は、大人=2,800円、子ども(3才~小学生)=1,400円、幼児(0才~2才)=500円(座席なし)。