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南足柄で1日だけ咲くスイフヨウが見頃 恒例「酔芙蓉まつり」も

南足柄市のふくざわ公園沿いの「酔芙蓉農道」で咲く一日花(撮影=小澤宏さん)

南足柄市のふくざわ公園沿いの「酔芙蓉農道」で咲く一日花(撮影=小澤宏さん)

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 南足柄のふくざわ公園(南足柄市千津島)沿いの農道の700本の酔芙蓉(スイフヨウ)、100本の芙蓉(フヨウ)や彼岸花(ヒガンバナ)が見頃を迎え、開花に合わせて初秋恒例のイベント「酔芙蓉まつり」が開催されている。

酔芙蓉(上)や彼岸花(下)の競演

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 朝に白い花を付け、昼頃からピンク色に変化していく酔芙蓉。酒に酔い顔色が変化するように見えることから「酔」の文字を付けて命名されたといわれている。会場の農道はいつからか「酔芙蓉農道」と呼ばれるようになり、多くの人が訪れている。

 小田原近郊の自然や花の撮影を続け数多くの写真コンテストで受賞歴の多い小澤宏さんは「朝に咲いて夕方には枯れてしまう一日花(いちにちばな)。一日を懸命に咲いている姿は感動的。きれいに撮影しようと力が入る」と話す。

 この時期は彼岸花も咲き、競演となり「酔芙蓉まつり」を華やかに彩っている。小澤さんは「おおよそ1キロ続く『酔芙蓉農道』を散策しながら咲く花の競演を観賞できるのは素晴らしい。10月上旬までが見頃。ぜひ観賞を」と呼びかける。

 酔芙蓉まつりは10月2日まで。

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