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小田原宿と箱根宿の魅力紹介 ムック本「写真でたどる、現在の東海道五十三次を往く」

「写真でたどる、現在の東海道五十三次を往く(上巻)」編集長の中村和広さん(左)と副編集長の相原佳代子さん(右)

「写真でたどる、現在の東海道五十三次を往く(上巻)」編集長の中村和広さん(左)と副編集長の相原佳代子さん(右)

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 小田原宿や箱根宿など東海道五十三次を歩きながら懐かしい昭和の情景などを紹介するムック本「写真でたどる、現在の東海道五十三次を往く(上巻)」が、12月1日にプレミアムフリーペーパー「ミスモ」などを手がけるインクルーブから発刊された。

甘酒茶屋の店内でも紹介と販売

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 取材を担当したのは編集長の中村和広さんと副編集長の相原佳代子さんら。中村さんは「取材で旧東海道を歩いたところ改めて小田原宿や箱根宿の魅力を数多く再発見した。城下町・小田原で箱根路へ挑む旅人の様子がイメージされて楽しい取材だった」と振り返る。

 相原さんは「発刊された後に、取材先へのお礼も含めて訪ねた。今が小田原や箱根地域を旅するの最も適している時期。季節の移り変わりを感じながら旅をするには今が一番」と勧める。

 江戸時代、徳川家康により整備された東海道。宿場町を編集部自ら訪ね、往時の面影や痕跡を探しながら、歴史や文化、食やおみやげ情報も織り交ぜて紹介。今回の上巻では、東京・日本橋から静岡・袋井宿までを収録している。

 旧東海道沿いにある甘酒茶屋も取り上げられている。十三代目主人の山本聡さんは「東海道にスポットをあてており街道沿いの私どもの店にとってはありがたい企画。歴史が箱根の魅力をより高めてくれる」と話す。店内でも販売している。

 中村さんと相原さんは「現代の東海道五十三次を歩くと、そこには懐かしい昭和の情景がたくさん残されており、ノスタルジックな気分に浸れる。ぜひ街道の旅を」と呼びかける。

 書籍名「写真でたどる、現代の東海道五十三次を往く」。A4変形版148頁。12月上旬刊行。価格は1,500円(税別)。

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