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箱根小涌園「元湯 森の湯」で「ヤマツ葉ショウガの湯」 希少な品種の親株を活用

「ヤマツ葉ショウガ」の親株を使用した「ヤマツ葉ショウガの湯」開催

「ヤマツ葉ショウガ」の親株を使用した「ヤマツ葉ショウガの湯」開催

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 箱根小涌園「元湯 森の湯」(箱根町二ノ平1)で、箱根西麓三島野菜として認定されている「ヤマツ葉ショウガ」の親株を使用した「ヤマツ葉ショウガの湯」を「JAふじ伊豆」(沼津市)の協力を得て12月26日から期間限定で提供する。

希少な「ヤマツ葉ショウガ」の親株を使用

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 今回使用するのは種ショウガ親株。親株から発芽したものが子株。生産者が12月頃に種ショウガを掘り起こして選別して育成。翌年の8月頃に収穫するが、一般的に使用するのは子株のみ。親株はこれ以上発芽しないため廃棄されているが、親株こそ香りが高いため、湯に浸せば、本来のショウガの湯が楽しめる。

 「元湯 森の湯」では、食品ロスを少しでも減らし、市場に出回らない食材を最後まで有効活用することに挑戦。地元の旬の恵みを知ってもらうことも目指し、「SDGsな旬の変わり風呂」を定期的に実施。2022年では「曽我の梅湯」、「生おからのしっとり湯」などを開催している。

 併せて、ロス野菜をテーマに地域農業の情報を発信するイベント団体「サルベジー」が生産するヤマツ葉ショウガのはじかれ部を原料にした商品「ヤマツ葉しょうが『い醤』」(1,300円・税別)、「ヤマツ葉しょうが『砂糖煮』」(1,100円・税別)、「三島モリンガのリーフ」(700円・税別)の展示と取扱いを行う。

 開催場所は、箱根小涌園「元湯 森の湯」陶器風呂。営業時間は、11時~22時(最終入館時間は21時30分)。入場料は、大人=1,500円、子ども(3歳~小学生)=1,000円。

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