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芦ノ湖畔「箱根ホテル」が100周年 記念した企画や宿泊プラン提供

6月15日に100周年を迎える芦ノ湖畔の「箱根ホテル」

6月15日に100周年を迎える芦ノ湖畔の「箱根ホテル」

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 6月15日に創業100周年を迎える「箱根ホテル」(箱根町箱根)は、記念企画の実施と宿泊プランの提供を開始した。

1923(大正12)年6月に創業した芦ノ湖畔「箱根ホテル」

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 富士屋ホテルが芦ノ湖畔で経営する箱根ホテルは創業100周年を迎えるに当たり多彩な企画を用意。記念宿泊プランや記念ディナーコース・スイーツ・カクテルのほか、箱根町と箱根ホテルの歴史紹介コーナーの設置、記念ウエディングプランの提供、ロビーやレストラン・バーでの生演奏の実施などを提供する。

 「箱根ホテル」の歴史は、江戸時代から箱根宿の本陣として由緒ある旅籠「はふや」を、富士屋ホテル三代目社長の山口正造が1923(大正12)年に買収したことから始まる。1923(大正12)年9月の関東大震災や、1930(昭和5)年11月の豆相地震による全壊など自然災害や、ドイツ海軍への貸与などを乗り越えて、大正、昭和、平成、令和の4つの時代に高原の湖畔リゾートを提供。多くのリピーターやファンが訪れている。

 注目は、メインダイニング「イル ミラジィオ」が提供する「100周年記念ディナーコース」(1万6000円)。地元にゆかりのある食材を取り入れ、オープン当初に和食があったということから箸で味わえるフレンチのディナーコースを提供。メニューは、芦ノ湖産公魚(ワカサギ=御公儀の魚・将軍家御用達の魚)のフライ、貝類と春野菜マリニエール ライム風味の泡、桜海老のコンソメ又はポタージュ、魚介のポワレ ブールブランソース柑橘風味、お口直しのグラニテ 梅、国産牛フィレ肉ポワレ 赤ワインと酒粕のソース、メロンのコンポートと紫蘇のグラニテ・小菓子・コーヒー又は紅茶へと続く。

 箱根ホテルでは、100周年の今年を「100周年記念イヤー」と位置付け「100年前と変わらず美しい時間を楽しむ湖畔のリゾート空間として 100年分の感謝を込めて、次の100年へ」をテーマにして運営していく。

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