小田原市板橋にある「南谷山香林寺」は、曹洞宗の古刹（こさつ）で、早川の「海蔵寺」、久野の「総世寺」とともに「曹洞宗小田原三山」と称されている。「板橋地蔵尊」として知られ、年2回（1月・8月）の「大祭」には湘南・西湘一円から祈願や供養のための参拝者でにぎわいを見せる。今年も、新春1月23日には、「大般若祈祷（祈願の法要）」、翌24日には「大施食会（供養の法要）」が「地蔵堂」で執り行われる。この「地蔵堂」は、曹洞宗に属し正式には「金竜山宗福院」と称されている。23日には、参道への露店商出店のため交通規制がある。「シリーズ・小田原箱根界隈デジタル絵巻」は写真でつづるフォトジェニックニュース。取材・撮影＝松下善彦。