「第12回小田原まちあるき検定~相模の海と城下町編~」が11月23日、「歩いて・学んで・試して・食べる」をスローガンに開催される。
街歩きツアーと検定試験を融合させた同検定。NPO法人「小田原まちづくり応援団」、NPO法人「小田原ガイド協会」、小田原箱根商工会議所がメンバーとなって編成される同検定協議会が主催し、小田原市無尽蔵プロジェクト(ウォーキングタウン小田原)が後援している。
今回のテーマは「相模の海と城下町」。東海道最大の宿場町として旅人をもてなし、豊かな相模湾の恵みとともに多くの名産品を生みだした「なりわい」と、それを育んできた小田原を、まち歩きと検定を通して体験する。
コースは小田原市民会館をスタートし、鐘撞き堂(大手前)、馬出門のような史跡や文化財に指定される済生堂薬局小西本店などを巡り、検定試験会場である商工会議所にゴールする。
検定では、テキストとなる「小田原まちあるき指南帖・第1巻増補版」(1,000円)から出題される。小田原周辺の書店(伊勢治書店、平井書店)と清閑亭、同会議所で販売する。
検定を担当する同会議所の井上経さんは「多くの人に小田原を知っていただき体験してもらうために実施している。歴史的な魅力にあふれた城下町小田原にぜひお越し願えれば」と話す。