星野リゾート(本社=長野県軽井沢町)は12月28日、「界 箱根」(箱根町湯本茶屋、TEL 050-3786-0099)をオープンする。
箱根旧街道の渓谷沿いにたたずむ同館。「界」は「日本人の感性を大切にした」という日本旅館ブランド。12月1日の「界 アルプス」(長野県大町市)のオープンに続いて9施設目となる。
客室は全てリバービューで、くつろげるリビングスペースと寝室とが一体となった和室23室と、リビングとベットルームを備え、ゆったりとした洋室8室の計31室を展開。麻100%の浴衣を用意するほか、館内の案内やインフォメーションはiPadを使う。
同社広報担当の川村美穂さんは「和室の床の間には箱根の伝統工芸・寄せ木細工の職人とのコラボレーションで誕生したモダンな寄せ木細工の壁掛けをしつらえた。ラウンジでは寄せ木細工の器を使った茶器で、足柄茶や地元の銘菓でおもてなしする予定。ぜひお出掛けいただければ」と話す。
料金は1泊1人3万円~。