小田原で6月8日、「第13回小田原まちあるき検定~The 小田原城総構Part1~」実施される。主催は小田原まちあるき検定協議会、小田原ガイド協会、小田原まちづくり応援団、小田原箱根商工会議所。
「第13回小田原まちあるき検定~The 小田原城総構Part1~」
1590(天正18)年、天下統一を目指す豊臣秀吉の攻撃に対し、北条氏は侵入者や攻撃を防ぐための全長9キロにも及ぶ堀と、外敵と戦うためのとりで防塁(ぼうるい)を作り、小田原城下を守り通した。城下町を囲んで築いた外郭を「総構(そうがまえ)」と呼ぶ。
豊臣秀吉率いる数十万の軍勢と100日間の激しいろう城戦が繰り広げられた。幕引きは城主の北条氏直が自らの命と引き換えに、一族家臣領民の助命を条件にした開城で、落城ではなかったと伝えられる。今回の検定では、難攻不落の城「小田原城総構」に迫る企画となる。
13時に箱根板橋駅改札前に集合し、歩きながら総構を見学した後、16時から小田原市城南中学校で検定試験を実施する。出題テキストは「小田原まちあるき指南帖第6巻」(1,000円)で、小田原周辺の各書店(伊勢治書店・平井書店・有隣堂)と清閑亭、小田原箱根商工会議所で購入できる。
参加費は2,000円(保険代・お土産代込み)。定員は60人。申し込みは小田原箱根商工会議所窓口とホームページで受け付ける。5月31日まで。