![「MARZO(マルツォ)」がリニューアルオープン](https://images.keizai.biz/odawara-hakone_keizai/headline/1370777081_photo.jpg)
小田原のイタリア料理を牽引してきた「MARZO(マルツォ)」(小田原市栄町1-11-11、TEL 0465-24-2241)が2年間の建て替えを終え、6月8日にプレオープンした。
24年前の3月に開業したことからネーミングされた同店。丁寧に薪を使って窯焼きするピザ(1,000円~)、70種類を揃えるパスタ (1,000円~)、契約農家「アウルファーム」から届く新鮮野菜を使ったバーニャカウダ(1,200円)をメーン商品にする。
同店は、小田原を舞台とした男女4人の恋愛物語「坂の向こうにある海」(椰月美智子著・講談社)で15ページにわたって描かれ、「釣りたてのカルパッチョに大山地鶏のMARZO風」「4種類のチーズのピッツァ」「海老とズッキーニのスパゲッティ」などが紹介されている。
イタリアを中心にヨーロッパで修行したオーナー・松山清和さんは「小田原は海と山があり、ナポリと風情が似ている。小田原のおいしい魚を食べて育ってきたので、このおいしさとイタリアの味を多くの方に提供していきたい」と話す。
店内はカウンターを含めて50席。オープンテラス席(8席)も新設し、開放的な空間で食事を楽しむことができる。
営業時間は9時~20時30分。木曜定休。グランドオープンは7月1日の予定。