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地元小学校25校で「小田原ちょうちん」作り-手作り教室で伝統継承へ

「小田原ちょうちん」作りをする小学生

「小田原ちょうちん」作りをする小学生

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 小田原市内の小学校25校で現在、5~6年生2310人による「小田原ちょうちん制作教室」が行われている。

「小田原ちょうちん夏まつり」の風景(昨年の様子)

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 小田原ちょうちん製作ボランティアの会や小田原箱根商工会議所・小田原青年部などが主導して行う同教室。6月下旬ごろまでに各小学校を回り教室を開く予定で、今年で22回目となる。

 東海道の宿場町・小田原では、携帯するのに便利なようにと懐に入れられるちょうちんが誕生したといわれている。童謡「おさるのかごや」にも登場する小田原ちょうちんを自ら作ることで、伝統文化を学び継承していくことを目指している。

 完成した小田原ちょうちんは7月20日・21日に開催される「小田原ちょうちん夏まつり」で飾られる。小田原城址公園のお堀で日没とともに点灯され、小田原城一帯が幻想的な雰囲気になる。

 小田原青年会議所青年部の村上隆さんは「小学生が楽しみにしている『小田原ちょうちん』作り。城下町であり宿場町であった小田原の歴史も学ぶことになる。一つ一つのちょうちんには個性や夢があふれている」と話す。

 小田原ちょうちんは7月31日まで飾られる。

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