旧黒田侯爵家の小田原別邸だった小田原邸園交流館「清閑亭」(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)で2月5日、「黒田侯爵にちなんだフレンチ鴨(かも)料理を味わう」会が開催される。
黒田侯爵家が戦前まで所有していた「羽田鴨場」にちなんで企画された同会。スズアコーヒー店の鈴木雄介さんがコーディネートし、「一夜城ヨロイズカファーム」の料理長・古屋賢介さんが料理の腕を振るう。
黒田侯爵家は「鳥」との関係が深く、明治になっても独自の「鴨場」を東京の羽田地区に持っていた。現在の羽田空港の主要な部分が黒田侯爵家の「羽田鴨場」だったという。今回は、冬が旬である「鴨」をメーン素材にしたフレンチ料理を提供する。
同館を運営するNPO法人「小田原まちづくり応援団」の金山摩美さんは「黒田侯爵家、清閑亭、一夜城ヨロイズカファームの古屋賢介料理長が『鴨』をテーマにつながった味わい深い企画。ぜひ参加いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は12時~14時。参加費は6,500円(お菓子とコーヒー豆の土産付き)。定員は30人。清閑亭で受け付けている。