小田原の高校がチームワークで挑戦-高校生ロボットアメフト全国大会で

神奈川県立小田原城北工業高校のチーム「ジョウホくん」

神奈川県立小田原城北工業高校のチーム「ジョウホくん」

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 県立小田原城北工業高校のチーム「ジョウホくん」が2月23日、パシフィコ横浜で開催された「第9回高校生ロボットアメリカンフットボール全国大会」に出場し、持ち前のチームワークで挑戦した。

試合前にロボットを調整

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 全国工業高校学校長協会が主催し、文部科学省、経済産業省などが後援する同大会。文部科学大臣賞と経済産業大臣賞を争奪する。富士ソフト(神奈川県横浜市)が開発した「新ラジコンシステム」の技術を活用して行われるラジコン型ロボットによる団体競技。

 「ロボット相撲大会」がロボット同士1対1の対戦に対し、同競技は5対5のロボットがコート上で1つのボールを奪い合い、ゴールエリアにボールを運び入れると得点になる。ロボットの性能だけでなく、操作能力やチームワークが勝敗の鍵となる。今回は73チームのエントリーがあり各都道府県で選抜された29チームが出場し全国制覇を目指して熱戦を繰り広げた。

 同校の機械科の研究課題グループが母体となるチーム「ジョウホくん」。同校のイメージキャラクターの名前をチーム名とした。チーム最大の特徴はチームワーク。気のあった5人が互いに助け合って試合に臨んでいた。ロボットをコントロールする操作プログラムを個人用に調整して参戦した。

 強豪チームとの戦いに果敢に挑戦。予選通過はできなかったが、笑顔とチームワークは、会場にすがすがしさを残していた。

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