地域経済の活性化と中心市街地の回遊拠点を目指して昨年10月から整備が進められている小田原地下街の愛称が、「HaRuNe小田原」(ハルネ小田原)に決定した。
1月に募集を開始し、1カ月間で868件の作品が寄せられた。加藤憲一市長を委員長とする選考委員会により、「植物の根のようにエネルギーと魅力を吸い上げ、人々が市内を回遊する」ことを願った名称「HaRuNe小田原」(ハルネ小田原)が選ばれた。
ロゴは、地面から空へ伸びていく芽を表す直線と、誰からも愛される施設になってほしいという願いを込めた柔らかい曲線によって構成し、「Ha=ハ」「Ru=ル」「Ne=ネ」という響きをモチーフにしたデザインとした。
同市都市部中心市街地整備課の霜田典亨さんは、「たくさんの応募を頂き感謝している。どれも力作で駅前の活性化を市民が願っていることを感じた。選ばれた愛称が多くの方々に浸透すればうれしい」と話す。
同地下街は今年9月中の完成を目指す。