神奈川県開成町で6月7日より「開成あじさい祭」が開催される。
17ヘクタールの水田地帯にある農道や水路沿い植栽された約5000株のアジサイが咲き誇る同町。「あじさい祭り」は、開花に合わせて開催され、のどかな田園風景に広がるアジサイを楽しみに多くの人が訪れる。同町産業振興課の中村睦さんは「アジサイが咲くと、神奈川県で一番小さな町、開成町がアジサイ色に染まる」と話す。
町道の愛称発表、開成温度の披露、阿波踊りパフォーマンス、ミニSLあじさい号の運行、かざ車づくり、県西地域高校生の部活動発表、よさこいソーラン、ビックバンドジャズや軽音楽の演奏、足湯の設置など多彩なプログラムを用意する。「あしがり郷 瀬戸屋敷」では、「あじさい祭り特別展」も開催する。
中村さんは「今年は、これまでの倍以上の高さになる5.4メートルの見晴台を設置し、地上からとはまた違った角度からあじさいを眺めることができる。開成町ブランド認定商品の販売ブースも設置。開成町の魅力を知って頂ければ」と来町を呼び掛ける。
6月15日まで。