湯河原町立東台福浦小学校は6月12日、海が近く、古くから漁業が盛んに行われてきた地域の特性を学ぶ機会として「漁船体験授業」を行う。
漁船に乗り込み、海から郷土を眺めることも行う同授業。漁船体験を通して郷土を愛する心を育てることと、湯河原・福浦地区で行われている定置網漁を見学し地域の漁業について理解を深めることを目的にする。
昨年、同校は体験授業として、海斗丸と福浦漁業協同組合の協力でヒラメの放流体験を実施。船からのヒラメ放流体験を通して、豊かな海づくりの一翼を担う栽培漁業などを学び参加し好評だった。今回は2回目の体験事業となり、5・6年生46人が参加する。NPO法人「ディスカバーブルー」の協力で「海の生態系」についての講和も予定。
当日、9時35分に湯河原・福浦漁港に到着し、40分から漁船体験出発式、55分に乗船し出航の予定。天候や海の状況から今月26日を予備日とする。