箱根登山鉄道(小田原市)が11月1日より導入する新型車両3000形「Allegra(アレグラ)号」の準備が進んでいる。
スイスで使用される希少言語レート・ロマンシュ語であいさつ言葉を意味する「Allegra(アレグラ)」と命名された新型車両。2012年5月に新型車製造着手を発表してから約2年かけて、箱根の風景になじむデザインと環境に配慮した性能を備えて登場する。
新型車両を記念した「新型車両3000形 デビュー記念乗車券」が、「YOKOHAMAトレインフェスティバル2014」(横浜新都市プラザ=10月5日)、「第21回鉄道フェスティバル」(日比谷公園=10月11日・12日)、「小田急ファミリー鉄道展2014」(小田急海老名電車基地=10月18日・19日)の鉄道イベントで限定発売される。
同乗車券の発売価格は1,000円(税込)。1人5セットまで購入が可能。記念乗車券には、箱根湯本駅から強羅駅までの大人用乗車券(400円)、強羅駅から箱根湯本駅までの大人用乗車券(400円)、箱根湯本駅から強羅駅までの小人用乗車券(200円)、すべての乗車券(硬券)に運行開始日となる「26.11.1」の日付刻印が入る。有効期限は平成27年3月31日まで1回限り有効(途中下車前途無効)となる。