湯河原町「少年少女消防クラブ」が11月8日、定期訓練を行い29人のクラブ員が参加して定期訓練を行った。
次世代に防火・防災訓練を体験してもらうことを目的にして編成されている同クラブ。小学5年生~中学3年生を対象に編成されている。当日の訓練は、三角巾と応急担架の作成などをマスターする「緊急搬送訓練」と、1分間に200リットルを散水できる「軽過般ポンプ操法」の訓練を行った。
同クラブでは、年間の訓練と行事計画に基づき、平均、毎月1回の訓練を実施し防火・防災への対応力をつけている。同町消防本部の田中亮逸さんは「少年少女とはいえ、とても真剣に訓練に参加。マスターする力もありスピードも速い。頼もしさを感じる」とメンバーの意欲を高く評価する。「こうした人材が育つことが、地域の防火・防災力を支えることになる」と期待を寄せる。