伝統工芸を生かした「ご当地部屋」提供-星野リゾートの旅館「界 箱根」

「箱根寄木の間(洋室)」の内観。58平方メートルの広さを持つ

「箱根寄木の間(洋室)」の内観。58平方メートルの広さを持つ

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 「星野リゾート 界 箱根」(箱根町湯本茶屋、TEL 050-3786-0099)は現在、箱根に伝わる伝統工芸「寄せ木細工」をインテリアに組みこんだ「箱根寄木の間」を提供している。

露木清高(四代目)さんによる「寄木ローテーブル」。箱根の自然の移ろいをイメージした作品

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 同社が展開する温泉旅館ブランド「界」。地域で活躍する伝統工芸作家とコラボして「ご当地部屋」を提供している。箱根では2013年に第1弾として「箱根寄木の間(特別室・和室)」を作った。宿泊客に好評のため、11月27日より同館で最も眺望のいい4階角部屋に「箱根寄木の間(洋室)」の提供を始めた。

 寄せ木を担当するのは、伝統的な技法と近代的な感覚を備え持つ工芸作家の露木清勝さん・清高さん親子。窓辺からの景色を楽しめるようにソファと寄せ木のローテーブルを配し、しま寄せ木や市松のモダンでカラフルな模様を用いて洋の空間と和の伝統工芸との調和を体感できるようにしているという。

 同館総支配人の池上真敬さんは「今回提供を開始した洋室では洋と和の融合に挑戦した。その成果を清流須雲川の流れる音と共に体験してもらえれば」と話す。

 料金は1泊2食付き1人3万4,000円~。

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