小田原足柄異業種交流勉強会のプロジェクト「おだあし田んぼアート2014・ブリ(鰤)」が育て、田んぼアート完成後の9月28日に収穫した米が現在、志村屋米穀店(小田原市浜町、TEL 0465-24-2224)で販売されている。
6月15日に食べられる稲を植えてアートに挑戦していた同プロジェクト。今年は、かつてブリが大漁となり小田原の街が活気付いたように繁栄することを願って「ブリ」をテーマに描いた。稲が育った夏ごろから徐々にブリが田んぼに現れ始め、収穫をした9月28日には、「まるでブリが田んぼを泳いでいる感じだった」と同会のコアメンバーの志村成則さん。
同会メンバーを中心に100人で収穫した米を精米して商品として販売。商品名は「おだあし田んぼアート『ブリ』」。農薬未使用で、香り米、もち米、緑米、赤米、黒米が入っている。
志村さんは「田んぼアートが完成した時、もったいないと思いながら収穫した。精米すると、今度は食べるのがもったいないと思った。ぜひ味わっていただければ」と話す。
価格は420円(200グラム)。