小田原市と市内5つの商店街からなる「ほっとファイブタウン」が協働で企画・制作した「小田原商店街ぶらりMAP」が現在、市内で配布されている。
芸術文化創造センター整備に向けた新たな文化の担い手育成事業の一環として製作した同マップ。公募した小学生と大人の編成チームが担当し、小田原に住む人も遊びに来た人もまちあるきを楽しめる地図」をコンセプトにワークショップ方式で作業を行った。ワークショップの講師は「Studio PANDA」の牛山惠子さんが担当した。
取材は商店街の店や店主などに行われ、「面白い」と判断された話をまとめて地図に載せた。記事だけでなく、イラスト、ロゴなども参加者が自ら作製。手作り感満載の仕上がりで利用者からの反応も上々という。
ワークショップを企画した「ほっとファイブタウン」代表の平井義人さんは「小田原に長く住んでいる方から、知らなかった話ばかりだと興味を持ってくれる。この地図を片手に歩く人たちが、商店街を面白いことを発見しながら歩いてくれたらうれしい」と話す。
発行部数は3000部。文化政策課(市役所5階)、観光案内所、Haruneおだわら・街かど案内所、掲載店舗などで配布するほか、ホームページからもダウンロードできる。