商店街への集客誘致と回遊性の拡大を目指して「小田原まちなか朝市」が2月22日、平井書店駐車場で開催された。
生産・製造者と消費者とのつながりを目的に開催される同朝市。互いの顔が見える朝市として評判も高まり来場者も出店者も増えている。今回は、有機農法ハーブ茶を扱う「PULAU」が初出店し、過去最大の17ブースで開催した。
500円購入ごとに1ポイントが加算され、5ポイントで1回挑戦できる「ガラガラ抽選会」も開催。特等は当日出店する各店の商品がセットされた「まちなか市場特選セット」、2等は、小田原で話題となっている「おひるね蜜柑ジュース」が進呈された。
特等を手にしたのは、市内に住む岩崎孝太くん(小学4年生)。この日は朝早くからやる気満々で特等をねらっていた」と話すのは母親の岩崎恵美さん。2人は同朝市の常連で、生産する農家や製造する人々とふれあうことは「食育にもなるのではと思い、親子で参加していた。野菜や豆、豆腐、米など自然の味をこの朝市で知ることができた」という。孝太くんは特等を2本も当てる成果を上げた。
当日の2月22日は、市民会館で「第60回小田原梅まつり菓子展示会」、「なりわい交流館」では忍者の日の記念イベントも開催され、同朝市と相まって市内がにぎわった。