東京・日本橋から京都・三条大橋を結ぶ東海道の宿場町を踏破する「東海道ウルトラマラニック」が5月23日より始まった。主催はサハラマラソンを共に走った仲間で結成された東海道五十三次ウルトラマラニック実行委員会。
「箱根が難所」と話すのはウォーク部門に参加の山崎陽子さん(右)と運営スタッフの津田春香さん(左)
「東海道」の五十三次と「京街道」をプラスし全57次、総距離550キロに挑戦する同大会。マラソンとピクニックから「マラニック」と命名され、飛脚のごとく街道を走り抜けるランと、旅人気分で京の都を目指すウオークと2部門で開催。毎月1回、1泊2日で2ステージをこなし、5月から11月までの7カ月かけて完走・完歩する。
スタートした23日の第1ステージは、日本橋~戸塚。24日は、戸塚~大磯の行程。新潟から参加した山崎陽子さんは「最大の難所は箱根越え。今回の大磯までの体験を生かして、次回の箱根路への体力作りをして挑みたい」と話す。箱根駅伝を見ていてその厳しさを理解。「昔の人が歩いた箱根の旧街道を自分の脚で歩き通したい」と決意を言葉にする。
宿場では、その地域の名物などが提供されるほか、地域の人々との交流も楽しめる。箱根越えの第3・第4ステージは6月27日・28日に行われる。