小田原足柄異業種交流勉強会のプロジェクト「おだあし田んぼアート」がクラウドファンディング「FAAVO小田原箱根」で活動資金の募集を行い、予定金額に達成しファンディングが成立した。
小田原・足柄地域の多様な職業の人たちが集い地域の発展を目指す同会。2013年より、「田んぼ」に関わりながら、自然を見つめる活動として、小田原市内で田んぼアートに挑戦してきた。同会のコアメンバーで、プロジェクトを推進する志村成則さんは「目標金額が達成できてうれしい。多くの人がプロジェクトを支えてくれたことを実感している」と喜びを隠さない。
集まった資金は、田んぼアート用の種モミ、記念品グッズ作成、活動の記録経費などに使用される。今年の田植えも迫っておりメンバーの意気込みは熱い。志村さんは、「田んぼは、空気を浄化し、暑さを和らげ、大雨のときにダムの役割をし、さまざまな生き物を育んでくれる。小田原に田んぼは必要」と話す。
今年は「猪鹿蝶」をテーマに設定。田植えによる田んぼアート作業の前に、報徳二宮神社の協力で「お田植え祭」行い、稲作の成功と豊作を願うという。