小田原市最大の祭り「小田原北條五代祭り」が5月3日、小田原城周辺で行われGW中ということもあり大勢の見物客でにぎわいを見せた。
同イベントは、後北條氏と呼ばれる北條早雲(初代)から北條氏直(五代)までの約100年間の栄華を称え偲ぶ祭りで、開催は今年で45回目となる。
今年3月に137年ぶり復元完成された馬出(うまだし)門を13時20分に出発した約1,800人の行列は、お堀端通り~錦通り~銀座通り~大工町通り~国際通り~青物町通り~高梨町通り~代官町通り~お堀端通りの約2.7キロのコースをパレードした。
行列の中には小田原市を拠点とする「湘南ベルマーレフットサルクラブ」の選手たちなども参加しており、コース沿道は多くの人でごった返した。コース中に設けられた鉄砲衆演技の地点では武者たちの威勢のいい「エイエイオー」の鬨(とき)の声とともに火縄銃の銃声が響き渡り、見物客は大いに沸いた。
関連イベントとして、小田原城二の丸広場で翌4日まで「小田原城名物市」(10時~17時)を開催。また4日・5日には銅門広場で「北條ジャズフェスタ」」(12時~17時)などを開催する。