小田原足柄異業種交流勉強会のプロジェクト「おだあし田んぼアート」が6月6日、田植えを行った。
同会のコアメンバーでプロジェクトを推進する志村成則さんは「今年のテーマは、『猪鹿蝶(いのしかちょう)』。花札の絵柄にあわせて動物と植物の組み合わせで田んぼアートに挑戦した」と話す。絵柄としては、「猪(イノシシ)」と「萩(はぎ)」、「鹿(シカ)」と「紅葉(もみじ)」、「蝶(チョウ)」と「牡丹(ぼたん)」の3札6種類。参加者を6チームに編成しそれぞれが田植えを担当した。
田植え作業に先立ち、恒例の「お田植え祭」を執り行い、稲作の成功と豊作、里山の自然維持と動植物のバランス維持などを願った。9時から田植えを開始し10時30分頃には完成するスピードだった。
志村さんは「今年は100人が参加。にぎわいを見せる中で楽しく田植えができた。田んぼカフェもオープンし、楽しみながら田んぼアートの田植えを行った」と話す。収穫は9月末から10月上旬を予定する。