東京・日本橋から京都・三条大橋を結ぶ東海道の宿場町を踏破する「東海道ウルトラマラニック」のステージ3が6月27日に開催された。
ステージ1・2を無事にクリアーして箱根越えに挑む山崎陽子さん(右)と応援する運営スタッフの津田春香さん(左)
「東海道」の五十三次と「京街道」をプラスし全57次、総距離550キロに挑戦する同大会。マラソンとピクニックから「マラニック」と命名され、街道を走り抜ける「ラン部門」と、旅人気分で京の都を目指す「ウオーク部門」の2部門で行われる。毎月1回、1泊2日で2ステージをこなし、5月から11月までの7カ月かけて踏破する。
ステージ3の出発は国府津の海岸。ウォーキングは10時、ランは13時にスタート。全行程で最大の難関、天下の嶮(けん)・箱根に挑むコースで、国府津~小田原宿なりわい交流館~風祭~三枚橋~畑宿一里塚~箱根関所~木立キャンプ場までの32.69キロメートルで、まさに「箱根八里」となる。
前日からの雨が残る天候だったが徐々に回復。旧街道の甘酒茶屋あたりでは、霧が出て箱根の風情があふれていた。参加者は800メートルの高低差、石畳、階段など体力を奪われる中、ゴール目指して進んだ。
6月28日のステージ4は、三島宿から吉原宿までの40.04キロメートルで行われる。