「箱根そば」を運営する小田急レストランシステム(東京都渋谷区)は7月21日から、小田急沿線の大山で作られた豆腐と自然薯(じねんじょ)を使用した「大山とうふそば 自然薯がけ」を全店舗で提供する。
開業50周年記念の第1弾「湘南しらすそば」に次ぐ同商品。大山とうふは、「大山詣り(まいり)」が広まった江戸時代に宿坊や茶屋で提供されるようになり、大山の名物の一つになったと伝えられている。
とうふの製造と保存に適した神奈川・丹沢山系の良質な水を使って作られた「大山とうふ」をそばの上にのせ、大山産の「自然薯」をかけた一品。同社の渡辺成行さんは「暑い日もさらりと味わえる、涼やかなおいしさ。これからの季節に最適」と話す。
「とうふと自然薯のうまみがミックスして新鮮な味わいを感じられる。小田原駅を初め、小田急沿線の各店で味わっていただければ」と呼び掛ける。
価格は580円(新宿駅構内の本陣店のみ630円)。8月3日まで。