小田原市観光協会(小田原市城内)は2月2日より、忍者ファンの拡大を目指すことを目的にしたイベントを開催し、「忍者の里 小田原に行こう」と呼び掛けている。
小田原市は、2012年9月に伊賀上野観光協会、甲賀市観光協会と共に「忍者の里共同宣言」を行い、昨年10月には「日本記念日協会」が2月22日(ニンニンニン)を「忍者の日」に認定。「忍者」を歴史的な資産とし活用していくことに合意している。
期間中は、日本古代史と中世信仰史研究の三重大学教授の山田雄司さんが「忍者の可能性~地方創生の中で~」と題した講演会の開催(2月21日、10時~)、忍者クイズに回答した人にオリジナルグッズがプレゼントされる「忍者クイズラリー」(2月20日~22日)、自前の忍者衣装で小田原に来た人へ忍者グッズを進呈する「忍者衣装でプレゼント」(2月20日~22日)や、忍者月間として(2月6日~14日の土曜日曜・祝日と18日~22日)忍者衣装の貸し出し、手裏剣投げ体験、忍者・甲冑(かっちゅう)武者の出迎えなどが展開される。
同協会の夏苅健二さんは「小田原北条氏を陰で支えた風魔忍者を多くの方に知っていただければうれしい。8月には、忍者の里『風魔まつり』などの取り組みも予定している」と話す。
2月22日まで。