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小田原の書店でブックトーク 編集者や著者招いて本の魅力発信

「横濱市民酒場グルリと」の書影

「横濱市民酒場グルリと」の書影

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 小田原の平井書店(小田原市栄町)は2月7日、出版社、編集者、著者、評論家などをゲストに招いて本をテーマにした「第1回ブックトーク」を開催する。

平井書店に置かれている「横濱市民酒場グルリと」

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 第1回のゲストは「横濱市民酒場グルリと」を発行した星羊社(横浜市中区)社長の星山健太郎さんと編集長の成田希さん。「横浜市民酒場」の取材や編集のエピソードなどを交えトークを展開する。

 「市民酒場」とは横浜で昭和初期にゆるやかなつながりで結成された「市民酒場組合」に所属する酒場のこと。横浜の民衆文化を発信する「はま太郎」を発行していた同社がリポートして掲載。記事からあふれ出るレトロ感が話題となり出版された。

 平井書店の店長である平井義人さんが過去に編集長の成田さんから小田原で実施されている「軽トラ市」の取材を受けていた経緯や、小田原で開催された「ブックマーケット」に出店し小田原との関係も深いことが今回の登壇につながった。

 平井さんは「この本を通して市民が大切にした酒場が現在に受け継がれていることに感動。横浜の魅力と『本』の持つ力を再認識した。地域の『店』がどのように生きていけば良いかのヒントになるのではないかと期待している」と話す。トークイベントは年間に2~3回開催していくという。

 会場はDesture(小田原市栄町1)。参加費は1,000円(ビール1杯と天然酵母パン付き)。定員20人。参加者には平井書店とDestureの缶バッジを進呈する。トーク終了後に交流会(実費)も予定する。

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