「シーバス マスターズカクテルコンペティション2016」で「富士屋ホテル」(箱根町宮ノ下、TEL 0460-82-2211)の水岸直也さんが優勝し、6月に上海で行われる世界大会に日本代表として出場する。
4月上旬に行われた一次選考でファイナリスト5人を選出。最終審査は、シーバスリーガルグローバル・ブランドアンバサダーで果物・野菜・ハーブなどを組み合わせてオリジナルカクテルを作るミクソロジストのマックス・ワーナーさんを特別審査員に迎え行われた。
今回の課題は、3つの都市のイメージをカクテル作り上げるミッション。シーバスリーガルが誕生した当時の「カクテル黎明期のニューヨーク」、一次選考を通過したファイナリストの「ホームグラウンド」、そして「カクテル文化の成長著しい上海」を「シーバスリーガル12年」を使って表現する。
水岸さんは、「ニューヨーク」では、1938年を「シーバスリーガル12年」の第2の誕生の年ととらえ、同年にクラリネットプレイヤーのベニー・グッドマンがカーネギーホールで初のジャズコンサートを行ったことをカクテルで表現した「LIVE AT CARNEGIE(ライウ?・アット・カーネギー)」と題して創作した。
「ホームグランド」では、職場のある箱根の温泉地をカクテルで表現したクーラースタイルのカクテル「HOT SPRING COOLER(ホットスフ?リンク?クーラー)」。「上海」では、名物のカニに焦点を当て、東洋と西洋の文化が混在する上海らしさを表現した「REGAL CLUB(リーガル・クラフ?)」をプレゼンテーションして優勝した。
同ホテルでは、水岸さんが世界大会でも好成績が収められるようバックアップしていくという。