湯河原町立吉浜小学校(湯河原町吉浜)の5年生(当時)が「ゆたポン酢」と共に開発し3月に発売した「ゆたぽん塩」の出荷が続いている。
地場産品を理解するためのクラス活動として行われたポン酢作り授業。昨年12月1日から3日間かけて収穫した「ダイダイ」や「早生みかん」を使ってポン酢作りをおこない企画・調査・試作から販売までのプロセスを担当した。商品名は「ゆたポン酢」。
その際に出た皮にパタゴニアソルト(アルゼンチン産)、煮干しの粉末、唐辛子の粉末(神奈川県秦野産)をプラスして商品化。商品名は「ゆたぽん塩」とし「ゆたポン酢」と共に販売した。
担当教諭の時村健太さんは「児童にとっては大切な商品で、小さなブランド作りを学べる貴重な体験となった。商品が大きく育ってくれるのはとてもうれしい」と話す。
同体験授業に賛同し販売を協力する石澤商店(湯河原町土肥)の石澤秀樹さんは「商品は柑橘塩。素材を生かしたブレンド方法でスパイシーな仕上がり。調味料として利用されたり、焼き鳥や唐揚げを食べる際の食卓塩としても好評。ぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
価格は500円。