伝統工芸を取り入れた「小田原風鈴ストラップ」-地元の会社が発売

「このストラップサイズでの風鈴の音色を一度は聴いてみてほしい」(同)とも。

「このストラップサイズでの風鈴の音色を一度は聴いてみてほしい」(同)とも。

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 携帯グッズや雑貨などのネット通販を手がけるStrapyaNext(小田原市栄町2)は7月6日、小田原の伝統工芸を取り入れた「小田原風鈴ストラップ」を発売した。

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 同商品は、同地域に古くから伝わる工芸品「小田原鋳物風鈴」と「箱根寄木細工」を取り入れた携帯ストラップで、職人が一つひとつ手作業で作り上げている。

 サイズは全長(根付ひも含む) 約18センチ。風鈴(縦約2.5センチ×横約2.2センチ)は、柏木美術鋳物研究所(中町3)との共同開発によるもので、素材には砂張(さはり)という銅とスズを調合した材質を使用。1年余りをかけてストラップとして使用できる小ささに仕上がった。音量は本物の風鈴と遜色のない仕上がりで、特に音色と余韻は小田原鋳物独特の澄んだ響きが長い時間続く。短冊部分(約4センチ)は寄木細工を使用し、手作りによる幾何学模様は一つひとつ柄が異なるのが特徴。

 同社プロダクト&デザインチームの八戸志乃さんは「もっと地域に密着した商品展開をしたいということからこの企画が始まった。商品を通して、全国に小田原の伝統の良さを知ってもらえたら」と話す。

 価格は1,365円。

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