JAかながわ西湘(かながわ西湘農業協同組合)は現在、小田原と足柄上地域の米の集荷を実施している。
米の品質を評価する検査員を務めたJAかながわ西湘の神野貴史さんは「今年は夏場の高温による被害も少なく、お米の状態は良い。味も期待できるのでは」と品質の良さを話す。
神野さんは20人いる農産物検査員の中でもトップクラスで、2017年3月に千葉県で開催される全農の全国大会に神奈川代表として出場が予定されている検査のベテラン。その評価だけに検査を受けた生産者も「雨が続いていたが、多くが一等に格付けされて良かった」と今年の品質の良さを喜ぶ。
集められた米は、神奈川県内の学校給食に使われるほか、一部はJA直売所「朝ドレファ~ミ」などで販売されるという。