第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が1月2日、東京・読売新聞社前から箱根・芦ノ湖までの107.5キロで行われ、青山学院大が5時間33分45秒で往路優勝した。
同大学は3年連続の往路優勝となり、総合3連覇の可能性が高まり、併せて、第28回全日本選抜駅伝競走(出雲)、第48回全日本大学駅伝対校選手権大会(名古屋・伊勢)に続き、3冠も視野に入った。
4区の森田歩希(2年)からタスキを預かった5区の貞永隆佑(3年)は、2位早稲田大の安井雄一(3年)が追いすがる中、自分なりのペースを崩さずに守り通して快走し、3年連続の往路優勝を果たした。
2位は早稲田大(5時間34分18秒)、3位は順天堂大(5時間36分9秒)となった。青山学院大と早稲田大との差は33秒差で、復路のレース展開が注目される。3位の順天堂大も主力選手が温存されており目が離せない。
復路は1月3日午前8時スタートで、箱根・芦ノ湖から東京・大手町の読売新聞東京本社に向けて109.6キロの競技が行われる。