箱根登山鉄道は9月12日、箱根湯本~強羅間開業90周年記念・箱根ロープウェイ創業50周年を記念して強羅駅下広場で「ワクワク!箱根親子鉄道展」を開催する。
6回目となる同展は親子で楽しめる参加型のイベントで、メーン会場の強羅駅下広場では、登山電車の乗務員気分を味わえる運転席での撮影会や鉄道の仕事体験、昭和30 年代当時の塗装に変更したモハ2 形108 号車の展示、人気の定番グッズを中心にプラレールや新発売の「マグネット連結登山電車(3種類)」や「出山の鉄橋ストラップ」などのオリジナルグッズ販売会、箱根登山電車グッズなどが当たるガラポン大会などを行う。
併せて、結成したばかりの「全国登山鉄道‰(パーミル)会」の一員でもある南海電鉄も出店ブースを設けグッズ販売と沿線観光PRを行う。
同社鉄道部の浅野秀光さんは「おかげさまで毎回好評イベント。今回は駄菓子コーナーも用意しているので、ぜひ親子で参加してさまざまな体験を楽しんでもらえれば」と話す。
そのほか、入生田車庫~強羅~箱根湯本間で貸切列車「箱根ワクワク号」の運行や、普段入ることのできない箱根ロープウェイの運転司令所、原動室などを見学できる「箱根ロープウェイ創業50周年記念バックヤードツアー」も予定するが、既に申し込みを締め切っている。
「鉄道展」の開催時間は10時~15時30分。入場無料。