箱根・富士屋ホテルは9月9日から、小田原産の野菜と魚、十郎梅(じゅうろううめ)を使った「小田原カレー」の提供を期間限定で始めた。
昨年6月から小田原市役所農政課主導の下、小田原・箱根地区のレストランやホテルが協力して地域の特産品である「十郎梅」を使用した商品を開発する試みを行っており、今回同ホテル内のメーンダイニング「ザ・フジヤ」で人気のカレーと十郎梅を組み合わせた「小田原カレー」をランチタイム限定で提供することになった。
種が小さく、皮の薄さと果肉のやわらかさが特徴の十郎梅と小田原特産のアジとタマネギを使い、「十郎梅のふくよかな酸味とまろやかで奥行きのある特製のカレーソースによりぜいたくなカレーに仕上がった」と同ホテル広報担当の土方美由紀さん。
料金は2,000円。ランチの営業時間は11時45分~14時(土曜・日曜・祝日は14時30分まで)。今月30日まで。
そのほか、同ホテルがプロデュースする小田原駅ラスカ 2F のレストラン「フュージョンダイニングF」(小田原市栄町、TEL 0465-21-2880)でも9月10日より1日限定10食(1,680円)で通年提供する。