小田原城址公園(小田原市城内)の本丸広場ゾウ舎周辺で10月17日、インドゾウ「ウメ子」のお別れ会が開催される。主催は小田原市・ウメ子のお別れ会実行委員会。
同式典は、約60年の長きにわたって市民に愛され、先月17日に死亡した日本最高齢(推定62歳)のゾウ「ウメ子」をしのんで行うもので、当日は加藤憲一小田原市長や来賓からの追悼の言葉、市民功労賞特別賞の贈呈、飼育員だった二見典克さんからの回想や献花などを行う。天守閣・歴史見聞館も無料開放する予定。
このほか、銅門広場特設テントでは17日・18日の2日間、市民から寄せられた約4,000通のメッセージを掲示し、郷土文化館展示室では「ウメ子」にゆかりのある品や写真などを特別展示(10月17日~11月23日)する。
小田原市役所観光課の飯田さんは「連休中にもたくさんの人が訪れ記帳数は11,000人を超えた。中でも『ちゃんとした形でウメ子を見送りたい』との声が多く寄せられ、このような式典を開催するに至った。小田原のアイドルとして見送ってあげたい」と話す。
開催時間は14時~15時。雨天開催、台風などの荒天時は中止。