湯河原町の豆腐店「湯河原 十二庵(じゅうにあん)」(足柄下郡湯河原町宮上、TEL 0465-43-7750)が2月6日から、おからと豆乳で作った焼きドーナツ「湯河原小僧どうなつ」の販売を始めた。
同商品は、揚げたドーナツではなく焼いたベークドドーナツ。「オープン時に実演販売した際に大変好評だったため商品化に向けて試行錯誤の末、よりヘルシーにアレンジした」と店主の浅沼宇雄さん。すべて手作りのため大量生産することができず店頭に並ぶのは1日に多くても80個程度。しっとりとした食感と素材のヘルシーさが特徴で特に女性に人気が高いという。
昨年10月にオープンした同店は、地元湯河原の水や国産大豆と海精にがりを使用するなど素材には特にこだわりながら「紅とうふ」「秘伝豆乳」など新メニューの開発にも力を入れている。
浅沼さんは「少しでも多くの人に食べてもられるようアレルギーのある子どもたち向けの商品や地元の米粉を使った商品、卵を使用しない商品なども販売する予定」と話す。「これからも豆腐やおからを使ったヘルシーで安全な商品を新しい形で提案していくのが夢」とも。
価格は110円。営業時間は10時~18時。水曜定休。