京都・三条大橋を目指して平塚宿から大磯宿へと順調に走行を続けてきた電池ロボ「エボルタ」が10月4日、大雨で苦戦を強いられ小田原宿の一歩手前で走行を終了し、明日のためにメンテナンスを実施することになった。
エボルタの走行を困難にする雨、枯れ葉、ゴミ、水たまり、砂などが精密なエボルタの部品に侵入する。定期的なメンテナンスでクリーンアップするものの、大雨の影響で追いつかず、箱根越えも控えているため慎重を期すことになった。
走行をコントロールするのは「エボルタシスターズ」。リカさん、ミサさん、アヅサさん、ビータさんの4人が交代でエボルタを誘導。当然、歩きながらの作業なので労力の負担は大きい。今日のような天候だとコース設定が難しく走行スピードが落ちる。そうした中、沿道の人々は「雨に負けないで」など温かい声援を送っている。
「箱根越え」は最大の難関。続く登りと、繰り返されるカーブ。早ければ明日挑戦する。