電池を動力源としたロボット「ノボルタ」が京都・三条大橋を目指して、東海道五十三次(500キロ)の中で最も難所とされている「箱根越え」に挑戦した。箱根旧街道(旧東海道)には、カーブが連続する「七曲り」という険しい場所があるが、エボルタはこれをクリアし畑宿に到着。しかし、箱根宿まで残り3キロとなったところでメカに不具合が生じ、メンテナンス途中で日没となり残りは明日の挑戦となった。
6日の出発は箱根越えのため、午前5時15分に小田原宿を出発。途中で日の出を迎え、箱根板橋、風祭を順調に進み、箱根湯本手前の三枚橋を渡り「箱根旧街道」入りした。こう配のある登りを次々にクリアするエボルタ。箱根大天狗山神社前の大カーブを乗り切ったときには、スタッフや取材するメディア関係者から拍手が起きた。その後、「七曲り」を無事に乗り切り箱根宿にある「箱根関所跡」を目指した。
しかし、続く坂道や落ち葉などが走行を困難にし不具合が発生。メンテナンスを実施したが日没となり時間切れ。「箱根越え」、残りの走行は明日に持ち越された。