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イルミネーションの季節に光のダイエット-小田原のエコが多彩に

会場となった「日の出旅館」は、手作りキャンドルの灯火に包まれていた。

会場となった「日の出旅館」は、手作りキャンドルの灯火に包まれていた。

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 12月はクリスマスイルミネーションなど多くの光が輝く季節だったが「光のダイエット」を考えるキャンドルナイトのイベントが開催され多くの人に光のエコを考える機会を与えていた。

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 無駄な光を消して、キャンドルだけでひとときを過ごす。日本では2003年に「100万人キャンドルナイト」として開催され各地に広まった。小田原では、2008年からにカフェミントココアの店長である大須真理さんによって開催されてきた。

 2010年は小田原にある「日の出旅館」(小田原市栄町3、TEL0465-22-3567)を舞台にして大須さんが手作りしたキャンドルが灯され、静かにゆれる灯火の中で参加者がスローなひとときを共有して過ごした。

 光があって当たり前の現代で、光をダイエットして究極のエコなひとときを体験する同プロジェクト。会場となった日の出旅館は、今までに感じることがなかった新しい空間に変身した。ゆっくりと流れる時間が手作りキャンドルのゆれる灯火にマッチして心が開かれるひとときになっていたという。

 同プロジェクトを開催する大須真理さんは「地球の一部の資源をお借りして作られるキャンドルの灯火はいつまでも心の中を明るくする」と話す。参加した人々は光のダイエットが作り出す時空間を楽しんでいた。

 エコ小田原。オーガニック小田原。今年の小田原は、小さな試みが数多く動き出した2010年だった。

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