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小田原どん、ご当地グルメとして定着し始める-元気プロジェクトの成果

小田原どんの一つ「元祖小田原どんプレミア」(鳥かつ桜)

小田原どんの一つ「元祖小田原どんプレミア」(鳥かつ桜)

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 小田原ブランド元気プロジェクト実行委員会(小田原市商店街連合会内、TEL 0465-22-5961)が主導する「小田原どん」がご当地グルメとして定着し始めている。

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 同プロジェクトは、海・山・川がそろい四季を通じて旬の食材が豊富な「食のまち小田原」を味わってもらうことを起爆剤にして元気な小田原を創成するもの。「小田原どん」のブランドには3つのこだわりがある。小田原の海と大地で育まれた食材を一つ以上用いること、伝統工芸品・小田原漆器の器に盛って提供すること、「お客さまに満足していただき、小田原がもっと好きになるようにおもてなしすること」の3点だ。

 スタートしてから徐々に市民や観光客に広がり始めた。現在は21店舗でメニュー化している。新鮮な素材が豊富に使われていることに加え、「観光客の多くは小田原漆器に盛り付けられたことにうれしさを感じている。注文客のほとんどが料理を撮影してから食べる」という。

 ご当地丼メニューは全国的な広がりもあり、宮城県仙台市「元祖仙台づけ丼」、千葉県鴨川市「おらが丼」、石川県輪島市・珠洲市・穴水町・能登町「能登丼」、愛知県田原市「渥美半島どんぶり街道」、和歌山県田辺市「あがら丼」、愛媛県宇和島市「どんぶり王国宇和島」、大分県臼杵市・津久見市・佐伯市「日豊海岸 ぶんご丼街道」とともに「どんぶりサミット」も開いた。

 小田原の元気をけん引する「小田原どん」に注目が集まる。

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