湯河原温泉で9月13日・14日、「十五夜の宴」が開催される。主催は湯河原温泉旅館協同組合青年部。
4回目となる同イベントは、連休を利用し訪れる宿泊客が宿にこもりがちにならないよう、十五夜をきっかけに月見をしながら湯河原温泉の風情を感じてもらいたいと始められた。
当日、会場となるのは湯河原観光会館前、狸福神社(万葉公園)、足湯「独歩の湯」の計3カ所。会場には十五夜の飾り付けのほか、琴の生演奏、ライトアップ、足湯の夜間営業など、ゆっくりと月見を楽しめるような工夫を施した。前回その大きさに人気を博したビーチボール大の月見団子のディスプレイも、メーン会場である観光会館前に用意される。
湯河原温泉観光協会企画課長の久能木考一さんは「過去3回は天気も良く、きれいに月が見えたこともあって好評だった。あくまでも、月を見ていただくことが趣旨なので、その雰囲気を壊さないような演出を心がけている。今年も多くの人に楽しんでほしい」と話す。
同組合事務局長の渡辺誠司さんは「季節感のある行事ということで、観光客に月見を通じて湯河原の自然を感じてもらえれば」とも。
開催時間は19時30分~21時30分。入場無料。ただし足湯「独歩の湯」利用に限り200円。