箱根町立仙石原文化センター(箱根町仙石原)で10月4日、箱根駅伝シンポジウムが開催された。主催は関東学生陸上競技連盟。
同イベントは、実際に大会に出場した選手たちがトークショーを通して知られざるエピソードを紹介し、箱根駅伝の魅力に迫るもの。
当日は、ゲストとして東洋大学陸上競技部監督の川嶋伸次さん、トヨタ自動車九州陸上競技部の今井正人さん、解説として同連盟総務委員長の日隈広至さんが出席した。
主催者である同連盟青葉昌幸会長、山口昇士箱根町町長のあいさつから始まり、出演者紹介、第84回大会のダイジェスト、プレゼント付きのクイズなどが行われ、質問コーナーでは客席からさまざまな質問が飛び出した。
最後に次回85回大会に向け、
「今年もめまぐるしい優勝争いやシード権獲得争いなど、最後まで油断のできない大会になる事が予想されるが、みんながゴールできるよう全校を温かく見守ってほしい」(今井正人さん)、
「力の差はほとんどない。接戦を見て皆が熱くなれるレースになれば良い」(川嶋伸次さん)、
「どのチームにもチャンスがある。見ている人に感動を与え、一人でも多く走る人が増えればこの上ない喜び」(日隈広至さん)などと、それぞれ抱負を語った。