足柄上地域の限定店舗で現在、地場の野菜を使ったスイーツ「あしがら旬感スイーツ」が販売されている。
足柄上商工会は、昨年度の「地域資源∞全国展開事業」で野菜スイーツを開発。地元のパティシエやシェフ、和菓子職人が工夫を施した商品を販売することになった。レシピには中井町・大井町・松田町・開成町で生産される旬の「足柄野菜」を使用することが条件となっている。
現在、販売しているのはサツマイモ、カボチャなど秋の食材を使った7種。「焼き芋のミルフィーユ」(500円)は焼き芋のクリームをパイ生地に挟む。7・8種の野菜を包んだ「季節野菜よくばりロール」(1,200円)には、生クリームも地元産のものを使用。それぞれ、素材の味わいや色どりを生かしたオリジナルスイーツに仕上げた。
同商工会の津田さんは「『農村風景・里山風景』をテーマとし、まちおこしに取り組んでいる。その一つが『食』であり、新たな地域の代表食の開発を進めたい」と話す。
対象スイーツは季節によって変わる。取扱店舗はホームページで確認できる。