箱根を電動アシスト自転車で気の向くまま自由に楽しむ旅スタイルが増加している。
箱根を快適に観光してもらうことを目的として行政と民間との協働により実施されている「箱根スマイル2000万人プロジェクト」。主催は、同プロジェクト実行協議会で、事務局を神奈川県小田原土木事務所と箱根町に置く。
スマイルとは、Smooth(円滑な移動)、Sightseeingy(観光)、Mile(周遊距離をアップ)、Low Emission(排気ガスの改善)から命名された。具体的にし、「Park & Cycle(サイクリング)」、「Park & Walk(ウォーキング)」、「Park & Ride(ロープウェイなど交通機関)」の3方向で、「Park & Cycle(サイクリング)」は、2011年4月23日からスタートした。
仙石原エリア、湖尻エリア、箱根園エリア、元箱根・箱根エリアの各施設にレンタルで電動アシスト自転車を用意し観光に活用。マイカーを駐車して、その場所から自転車で自在に回遊しながら観光を楽しむ旅スタイルが評価されている。これからの季節、電動アシスト自転車での走行で箱根の風を感じることができる。
神奈川県小田原土木事務所道路維持課の近藤充志課長は「自転車で箱根を走ると、自動車とも歩きとも違う新しい箱根を体験できる。今までにない箱根をパーク&サイクルで見つけてほしい」と話す。