若いクリエーターやプランナー、フリーランスのためのコワーキングスペース「旧三福」(小田原市内栄町)で6月22日・23日、スペース内のライブラリースペース「三福文庫」を一般に開放する。
文庫には、デザイン・ワークスタイル・文化芸術・小説・コミックなど多彩なジャンルから「旧三福」の名前にちなみ、毎月93冊を用意する。選書は「旧三福」の入居者で編集者の牛山惠子さんが担当。月に一度、2日間のみ一般開放日を設ける。
「ゲストの本棚」を設け、さまざまな分野のプロフェッショナルや新しいワークスタイルを展開する個人や団体に選書を依頼。異なるテーマの本が月替わりで並び、新しい本との出会いが楽しめる工夫も施す。本を提供したゲストとのトークセッションやイベントなども企画していく。
来場者は閲覧のほか、「旧三福友の会」へ入会すると本を借りることも可能。書籍の貸し出し・返却は月に一度のオープン時以外、旧三福スタッフの在室時にも行えるという。
代表の山居是文さんは「小田原市地域在住在職の人が良書との出合いを楽しみ、新しい読書体験を共有できる場所として、長く愛されるよう育てていきたい」と話す。
利用料金は500円(ドリンク付き)。