箱根の各地で紅葉が見ごろを迎えており、11月から12月上旬までは赤や黄色に美しく彩られた景色が楽しめる。
箱根の中でも特に紅葉の人気スポットである箱根美術館(箱根町強羅)庭園では、「庭園がオレンジ、黄色、深紅などさまざまな色に染まり、コケの緑とのコントラストが紅葉にさらなる鮮やかさを与えている。庭園の茶室『真和亭』ではお茶を飲みながらゆっくりと楽しめるのも人気の理由」(同館広報の高橋さん)。
そのほか、仙石原・長安寺、小涌谷・蓬莱園、堂ヶ島、畑宿・旧街道資料館周辺、桃源台など、箱根町観光協会の鈴木さんは「各スポットそれぞれの風情があり、甲乙つけがたい」と話す。
箱根町観光課の畑さんは「見ごろを迎える時期は、芦ノ湖周辺だと11月上旬、小涌谷、強羅、宮ノ下など中腹辺りが今まさにピーク。湯本周辺ではまだちょっと早いが、各地ともしばらくは十分楽しめるだろう」と話す。